アカウント第3事業部
第1営業統括部
N.S.
2020年入社
文学部 総合人文学科
01入社の動機
化粧品が生み出す、
前向きな気持ちを届けるために。
人の心に寄り添い、前向きな気持ちを届ける仕事がしたい。そんな軸で、私は就活に臨みました。きっかけは高校時代。東日本大震災の3年後、現地の方々に被災経験をうかがったことです。大きな悲しみの中でも、前向きな気持ちが生まれたなら、それが人を支える力になる——たくさんの貴重なお話を聞くうちに、そう強く感じたからです。
私はもともと、メイクが大好きです。小学生の頃、軽くアイシャドウをつけてみるだけで、気分が華やいだことを今も覚えています。大学のゼミでは化粧心理学を研究し、外見はもちろん、内面にもポジティブな影響を与える化粧品の力に改めて驚かされました。こうした経験が就活の軸と結びつき、「美の力を通じて、人々が幸福を実感できるサステナブルな社会の実現」を掲げる資生堂に惹かれたのです。その気持ちがさらに膨らんだのは、面接のときでした。緊張して浅いコミュニケーションしかできなかった私に「本心をちゃんと聞かせてほしい」と伝えてくれた面接官の姿に、資生堂のDNAのひとつである「PEOPLE FIRST」を実感しました。

02現在の仕事
大手ドラッグストアを舞台にした、
ブランド価値の最大化。
ブランド価値の最大化。
大手ドラッグストアの本部を対象にした「本部営業」に携わっています。主に担当しているのはブランドのメーキャップカテゴリー。市場動向や販売実績をもとに販促施策を立案し、生活者のニーズを捉えた売場づくりを推進。新商品の導入やデジタル販促も視野に入れながら、ブランド価値の最大化と、お得意先の中長期的な成長にまで貢献できる提案を目指しています。
ブランドメイクの特徴は、SNSでのバズが起きやすいこと。それを見逃さず、バズの中心にある商品を確実に押さえることが売上にも直結します。影響力のあるSNSアカウントをチェックしたり、海外のトレンドをもとに日本での売れ筋を予測したり、さまざまな情報に網を張っています。
03入社して感じたギャップ
優秀な上司や先輩が、
支え続けてくれる環境。
資生堂に入社してすぐの私は「落ちこぼれたらどうしよう」と本気で心配していました。それでも今、本部営業というスケールの大きなビジネスと向き合えているのは、上司や先輩の支えがあるから 。優秀な人が多く、しかもフレンドリーに手を差し伸べてくれる環境は想像を大きく超えていました。
業務でのちょっとしたギャップを挙げるなら「売場づくり」。提案することはもちろんですが、現場で商品のケースを開けてレイアウトするのも営業の仕事です。「ここまでやるんだ」と驚いた同期もいたようですが、文字通り「売場をつくる」実感があって、個人的には好きな業務のひとつです。

04これからの目標
お客さまの人生を輝かせる、
プロフェッショナルな営業職。
「お客さまの人生が輝くきっかけづくりができる」。それこそが、営業の最大の魅力だと感じています。常識に捉われることなく自分だけの視点やアイデアを活かし、市場をリードするような売場づくりや、販促施策を実現できる営業に成長する。そのことで、より多くのお客さまの人生に輝きを届けていく。そんな存在を目指して、商品知識やマーケット理解をさらに深め、社内外から信頼されるプロフェッショナルとして成長していきたいです。
05学生のみなさんへ
自分が本当に実現したいことを、
焦らずに見つめてください。
就職活動に不安や焦りはつきものです。自信をなくすこともあるかもしれません。私もさまざまな業界に挑戦しましたが、なかなか結果を出せない日々が続きました。けれど、人生の大きな節目だからこそ、誰かと比べたりすることなく、自分が本当に実現したいことをじっくり考えてください。最後に納得できる選択ができれば、きっと後悔のない一歩になるはずです。私自身、失敗を重ねながら自分をしっかり見つめ直したことで、最後に資生堂にたどりつけたのだと思っています。

What I
Value Most
コミュニケーションスキルを磨き続ける。
学生時代に一番力を入れたのは、アパレルショップでのバイトです。会話を通じてニーズを引き出し、お客さま一人ひとりにぴったりなスタイリングを提案することに夢中でした。あの時の経験がコミュニケーションスキルとして私のなかに根付き、今も信頼関係の構築に役立っていると感じています。本部営業はビジネスの規模が大きく、比例するように関係者も多くなります。だからこそ、社内外にわたる緻密なコミュニケーションが欠かせません。営業の基本ともいえるコミュニケーションスキルに、これからも磨きをかけていきたいと思います。
