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Career

知財からスタートし、
ブランドの価値を育てる立場へ。

SCROLL

グローバル価値開発研究所
グローバルブランド開発センター
EI開発グループ

S.K.

2007年入社
理工学部 応用化学科

入社1年目4年目
特許部/リサーチセンター(現:みらい開発研究所)

発明を形にしていく
おもしろさを知る。

研究開発と知財の関連を深めたいという希望が通り、特許グループに配属されました。ただ本当は「まず研究開発を経験してから、いつかは知財に」と思っていたので、知財についての経験はゼロ。すべてが初めての業務の中で弁理士資格を目指し、4年目に取得。会社全体の研究が見渡せる仕事の楽しさも感じられるようになりました。化粧品の中味技術や容器開発、美容法や製造など、幅広い分野で発明を形にしていくおもしろさや、リスクを判断する難しさを学びました。

入社5年目6年目
ベースメイクアップ製品開発グループ

知財の経験を活かし、
新技術を開発。

特許の知識をバックグラウンドに、リキッドファンデーションやコンシーラーなどのベースメイク製品開発に携わりました。他社の解析にこれまでの経験が役立ち、解析をヒントに新しい技術を作り出す楽しさと難しさを味わいました。知財だった頃とは異なり、業務で関わる開発分野が限定される一方で、マーケッターや工場などこれまでとは違う部署と密にコミュニケーションを取る機会が増加。ひとつの製品開発に関わる業務の多さや緻密さ、スピード感を知りました。

入社6年目10年目
産休・育休

3年7か月の
貴重な産休・育休。

産休に入り、京都に単身赴任していた夫のもとへ。子どもが3歳になるまでは育休を取れるという制度を利用したのですが、その途中で第二子を妊娠し、合わせて3年7か月、会社を離れることになりました。子供と楽しく深くかかわる貴重な時期を過ごせて、会社の制度に大変感謝しています。また、開発からいったん離れることで、お客さまの感覚を取り戻すこともできました。

入社10年目14年目
ベースメイクアップ製品開発グループ

育てることと、
自分らしい挑戦を両立。

産休・育休から復帰。配属先である資生堂グローバルイノベーションセンター(現:ブランド価値開発研究所)は、以前よりもずっとグローバル化していました。復帰直後は初めての海外製品を担当。海外薬事・規制や製品化業務特有のルール・スピード感に翻弄されました。半年過ぎてようやく軌道にのるものの、子どもは小さく病気がちな日々も続き、必要な休みを取りながらの業務。それでも、会社の制度と周囲の配慮のおかげで乗り切ることができ、毎日のようにそのありがたみを実感していました。14年目には、会社人生できっと最も記憶に残ると思える製品の開発担当に。工場での設備導入や新しい分野への挑戦の難しさを学ぶ一方、初めての領域に挑戦していくやりがいも経験できました。若手を育てながら、自分自身が興味のある研究開発にも携わるという、自分なりのスタンスを確立できたのではないかと思います。

入社15年目
ブランド価値開発研究所 グローバルブランド開発センター エリクシール価値開発グループ

『エリクシール』の価値を、
長期的に高めていく。

スキンケアブランド『エリクシール』の価値を高めていく業務へ。これまで開発経験のないスキンケア製品に取り組みながら、新しい付加価値をお客さまに伝えていくためには何が必要か、数年先のお客さまにどんなものを届けていきたいか、より長期的に考え、お客さまの立場で捉える視点を鍛えているところです。

これから

大きな視点を持ち、
新たなカテゴリー提案へ。

個々の業務だけではなく、ひとつの製品だけでもなく、「継続して素敵な商品をお客さまに届ける」という大きな視点を持って、広く商品開発に携わっていきたいです。新しいものを生み、育てていくことは、子育てにも似ていると感じています。まだまだ育児にも時間をかけたい気持ちがある一方で、時間がないなら「最速・最小で最大の効果を出すにはどうしたらよいか」を常に自分に問いかけながら、長期的な視点を常に忘れず、新しいカテゴリーの提案などにチャレンジしていきたいですね。

What I
Value Most

その時にできることを、全力で。

入社直後、いつか育児に時間を使うときが来ると考えて、いまできることを全力でやろうと仕事に打ち込み、弁理士の資格も取りました。実際に子育て中のいまも、いまだから持てる子どもとの時間をしっかり確保しながら、仕事でも成果を出せるように努力しています。

One’s Philosophy

※所属部署は取材当時のものです。