理系向け特集品質保証職について

品質に関する基準・ルールの策定

資生堂では、製品がお客様の手に届くまでの全工程にわたり、一貫性をもった品質保証を行うため、グループ共通の品質基準やルールを設けています。品質保証部では、これら品質基準やルールを策定しています。

品質に関する監査・指導の実施

品質保証部は、定期的な品質監査を通じて、製造プロセスや品質管理システムが適切に機能しているかを評価します。監査結果に基づき、必要な改善指導を行い、品質向上に努めています。これにより、製品の品質維持と改善を図り、顧客満足度の向上に寄与しています。

品質教育プログラムの策定・実行

品質保証部では、従業員が品質意識を持ち、それを業務に活かせるように、継続的な品質教育プログラムを策定し実施しています。これにより、社員一人ひとりが品質向上の担い手となり、お客さまの期待を超える品質の実現を目指します。

グローバル品質保証・海外拠点との連携

資生堂では、世界に6カ所のR&D拠点、12カ所の工場から、120カ国以上の市場に商品を供給しています。そのため、品質保証は、国や地域によって異なる規制や文化を理解し、それに適応することが求められます。品質保証部では、海外拠点との緊密な連携を図り、グローバルな視点での品質管理体制を構築しています。これにより、世界各国で一貫した品質を維持し、世界中のお客さまからの信頼を確保しています。

品質問題の原因究明・再発防止対策と情報解析

万が一、品質問題が発生した場合、迅速に原因を究明し、根本原因の分析を行います。そして、問題の再発を防ぐための対策を策定し、実行します。また、デジタルツールを駆使し、お客さまからの品質情報を迅速に解析します。これにより、商品の安全性と信頼性を高め、市場のニーズに合わせた改善とイノベーションを推進します。これらの徹底したアプローチにより、お客様からの信頼を得ることを目指します。