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Career

手を挙げることで進化し、
世界に誇れる開発を実現。

SCROLL

ブランド価値開発研究所
グローバルブランド開発センター
サンケア開発グループ

K.N.

2010年入社
理学部 生物学科 / 融合科学研究科 ナノバイオロジーコース

入社1年目4年目
洗浄製品開発グループ/リサーチセンター(現:ブランド価値開発研究所)

社内講座で、
自分の価値づくりを意識。

洗浄製品、中でも主にクレンジング製品の中味処方や技術開発を行っていました。最初に配属されたこの部署で「技術的な知識」「資生堂の製品化の流れ」「社会人としての働き方」といった基礎的な知識・スキルを学びました。大学での学びがほとんど通用せず、優秀な同期たちの中、苦労し、焦っていたことを覚えています。この時期に、1つのターニングポイントがありました。上司が開催してくださったビジネススキル講座です。1年にわたる学びの中で仕事にも公式に似たようなものがあると知り、自分の勝負ポイントを考える大きな転換点になりました。

入社5年目
サンケア製品開発グループ/リサーチセンター(現:ブランド価値開発研究所)

資生堂としての初挑戦で、
感じたブレークスルー。

資生堂初となる製品の開発を担当しました。実現できるかもわからないほど高い目標だったのですが、ビジネススキル講座で学んだことを自分なりにアレンジしながら仕事の進め方に活かし、無事に発売まで至ることができました。周囲から見ると「そんなに大変なことではなかったのかも」とも思うのですが、私自身にとっては大きなブレークスルー。じつを言うと「ずっと資生堂にいなくてもいい」という気持ちを密かに持っていたのですが、この体験によって「なんとかやっていけるかも」と初めて思えました。この時の仕事の進め方が今も私の根底にあり、それをブラッシュアップし続けています。

入社6年目8年目
サンケア製品開発グループ/リサーチセンター(現:ブランド価値開発研究所)

多彩な仕事を一挙に経験。
充実を味わう。

自ら手を挙げたり、優秀な先輩たちが異動したりといったことが重なって、のちの糧になるような多くの仕事を経験できました。具体的には、「中長期的な研究のリーダー、製品化におけるブランドのとりまとめのリーダー、グループの特許リーダーなどのリーダー業務」「新入社員を指導するトレーナー業務」「さまざまな部門横断プロジェクトへの参画」「資生堂初となるような難易度の高い製品化業務」「海外生産拠点や海外ラボへの出張業務」「取材対応や講演」。忙殺されて大変でしたが、さまざまな仕事の進め方を試しながら前に進めた、とても充実した日々でした。

入社9年目10年目
サンケア製品開発グループ/リサーチセンター(現:ブランド価値開発研究所)

新技術の開発に挑み、
世界的な評価を得る。

降ってくる仕事をこなすだけでは成長に限界があると感じ、新しい取り組みを模索していました。当時、急増した新入社員への教育体制が組織の課題に挙がっていたため、研究所内で勉強会を開くことを決意。先輩たちに講師をお願いし、1年ほどで約20回を開催。延べ700人以上が参加してくれました。また、入社8年目からは「熱で紫外線防御効果を高める技術」の開発に着手。製品に新しい技術を吹き込めたばかりか、栄誉ある世界化粧品学会IFSCCでの口頭発表まで経験することができました。このプロジェクトを通じて、多くの方の協力を得ながら分子レベルでの新たなメカニズム研究に挑戦できたほか、チームメンバーや社内外の関連部署との連携・推進など、多くのことを学べました。

入社11年目
サンケア製品開発グループ/リサーチセンター(現:ブランド価値開発研究所)

周囲の支えの中で、
子どもとの時間を過ごす。

育児休暇を3か月取得しました。当時の上司が、力強く「取得しなさい」と背中を押してくださったことが大変ありがたかったです。子どもとしっかり同じ時間を過ごせたことと、休暇中の業務には同僚が快く対応してくれたことに、心から感謝しています。加えて、この年に管理職試験を受験し、合格することもできました。

これから

メンバーに信頼される上長へ。

管理職になったばかりなので、まずは、メンバーに信頼される上長になれるよう精進したいと考えています。私自身、上長にさまざまな経験をさせていただく中で成長してきました。同じように、メンバーのみなさんにも経験の機会をできるだけ多くつくり、成長を実感してもらえるように努力したいと思います。……と同時に、父として子供と向き合う時間も、仕事と両立させながら大切にしたいと考えています。

What I
Value Most

性善説で育てる。

これは資生堂の社風でもあると思いますが、特に研究所には、優しくて他人を信じる方が多いと感じています。部下に対しても、相手の資質をしっかりと理解したうえで、成長につながるような仕事を信じて任せるところがあります。私自身もそのよさを受け継いで、管理職としての育成業務に活かしていきたいと考えています。

One’s Philosophy

※所属部署は取材当時のものです。