RECRUITING SITE

Newcomers

Career

世界を俯瞰しながら、
サプライネットワーク戦略を描く。

SCROLL

モノづくり技術革新部

J.K.

2013年入社
理工学部 応用生物化学科

入社1年目3年目
大阪工場製造部

女性の視点を活かし、
現場環境の改善に取り組む。

化粧水や乳液、ファンデーションなど、大阪工場で製造している一通りの商品について中味製造を担当しました。当時、製造現場の女性は私ひとりだけ。その視点を活かし、女性にとってキツイ作業の可視化と理解促進によって、誰もが働きやすい職場への環境改善に取り組みました。また、自分たちが製造している化粧品を男性にも体験してもらう事で、モチベーション向上や品質意識向上も図りました。工場で働くことに最初は不安もありましたが、資生堂の強みであるモノづくりの経験、ネットワーク、スキルなど得られたものは多く、後につながる自分の軸ができた期間だったと思います。

入社4年目
海外短期研修(ダブリン工場)

信頼関係の大切さを
痛感した、海外研修。

海外短期技術研修に応募し、3か月間、アメリカのダブリン工場へ。アメリカと大阪で優良事例を共有し、ダブリン工場の生産効率の向上を図る取り組みを行いました。最初は日本のやり方を移植しようとしたのですが、背景や価値観の違いを理解しようとしなかったためにアメリカ側の課題が捉えきれず、失敗。改めてしっかりと信頼関係を築いたうえで、解決の方向性を柔軟に変え、多様性の中で新しい価値を生み出すことができました。「信頼関係を構築する重要性は世界共通」という、考えてみれば当然のことに当時は驚きましたし、そのためには「多様性への理解」「柔軟性」「対人コミュニケーション力」が重要なのだと痛感しました。

入社5年目6年目
生産部

バリューチェーンのすべてに関わり、
多くの人の想いに感動。

アメリカ工場担当として、グローバルブランドの新製品進度管理や業務整流化に携わりました。0から製品を開発して世の中に届けるという、バリューチェーンの最初から最後までを初めて経験。ひとつの製品がお客さまに届くまでには、多くの人の想いや工夫が詰まっていることを実感し、感動しました。業務も関係者もまったくわからない状態からのスタートでしたが、失敗やチャレンジを繰り返しながらもフットワーク軽く前に進めていくうちに自分で業務を回せるようになり、他部門から信頼される経験は嬉しかったです。アメリカとのやりとりの中で摩擦が起きた際には、粘り強くコミュニケーションをして、お互いWin-winになる合意点を見つけていくことに苦労しましたが、それこそがもっとも大切なのだと感じました。

入社7年目9年目
SN戦略部

ビジネスの根幹である
サプライネットワーク戦略を描く。

資生堂は、サプライネットワーク(商品の供給体制)の構築に力を注いでいます。SN戦略部は、その名の通りグローバルサプライネットワーク戦略の立案・実行リードを行う部署。私は戦略立案やサプライネットワーク全体でのコラボレーション促進に携わっています。計画、購買、生産、物流といったファンクションをまたいで全体をグローバルに俯瞰しながら、全体最適視点での思考・判断を行うスキルが鍛えられました。また、ありたい姿と現状から課題を抽出、打ち手を構築し、周りを巻き込みながら実行してレビューするというプロジェクトマネジメントを学ぶこともできました。サプライネットワークはビジネスの根幹ですが、コロナ禍などの社会状況に大きく影響を受けます。正解がわからない中でも前に進み、ビジネスの状況変化にあわせて柔軟に軌道修正しながら、最善の結果を出せるよう取り組んでいます。

これから

変化を柔軟に受けとめ、
挑戦を通じて自分をアップデート。

キャリア形成は偶然に左右される部分もありますが、その中でも、自分だけの価値を生み出せるユニークな存在でありたいと思ってきました。特に、全体視点で考えられるような人材になること、ひとりの人間として信頼される関係性を築いていくことが目標です。未来を予測しにくい時代だからこそ、自分の軸を持ちつつも、変化に柔軟性に対応し、常に新しいチャレンジをして自分をアップデートさせたい。また、若手の内から広い世界を見るためのチャンスをいただいてきたので、自分の後輩にもそういったことを経験してもらえるようにできたらと思います。

What I
Value Most

日本の美を、世界へ。

大学時代は部活で忙しかったこともあり、初めて海外旅行に行ったのは大学院に進んでから。文化の違いに大きな衝撃を受けるとともに、改めて日本文化を見直すきっかけにもなりました。サイエンスとアートの融合である化粧品を届けてきた資生堂には日本文化のよさが詰まっています。いまの業務を通じて、それを世界へと広げていくことに寄与していきたいと思います。

One’s Philosophy

※所属部署は取材当時のものです。