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Newcomers

Career

製造に始まり、工場建設へ。
仕事のスケールを増していく。

SCROLL

掛川工場 製造部
設備管理グループ

Y.K.

2007年入社
設備システム科

入社1年目3年目
製造部 製造グループ 粉末中味製造担当

職人技を学び、
仕事の魅力を知る。

アイシャドウ製品の中味製造業務を担当。何千種類もある製品ごとの処方に合わせて、原料を間違いなく投入し、混合する業務です。入社前は「スイッチひとつで製造できるもの」となぜか思い込んでいたのですが、実際の化粧品は職人技の世界。たとえば、調色という作業。アイシャドウ製品の魅力である色味を、製品ごとに定められた標準色に合わせて調整していきます。原料やその日の湿度・温度、機械能力によって生まれる色味は微妙に異なり、狙い通りの色味を実現するのはひと苦労。3年かけても完璧というステージにまではなかなか到達できませんでしたが、商品が店頭に並んでいる姿を見ると誇らしい気持ちになれました。

入社4年目
製造部 製造グループ W&D製造チームリーダー

新たな生産方法を
成功に導く。

中味製造担当として、新商品の製造設備の立ち上げを任されました。小ロットの試作ではうまくいっても、量産しようとするとその通りにはならない悩みが製造には付き物。しかも実現しようとしていたのは、当時、資生堂内では初めての生産方法。また、技術部門や外部のエンジニアリングメーカーとともに、どんな設備にすればうまく製造できるのか、実験を重ねました。失敗や成功を繰り返しながら、最終的には技術の確立に成功。発売された商品を通じて世の中に新たな価値を届けられたこと、お客さま満足につながる仕事ができたことに大きなやりがいを感じました。

入社5年目6年目
製造部 設備管理グループ 製造設備担当

設備を使う側から、
つくる側へ。

中味製造で使用していた製造設備について、新規導入やメンテナンスを行う業務へ異動。設備を使う側から、導入検討・開発・維持修繕をする側になったことで、構造や仕組みについての知識が身につき、化粧品製造設備の面白さを改めて感じました。また新規導入にあたっては、ふだんの生活ではなじみがないような投資金額を提案することもあり、そのスケール感もやりがいのひとつでした。それまでにはなかった社外とのやりとりも増えました。

入社7年目11年目
製造部 設備管理グループ 粉末成型担当

製品に直結する成型開発。
育児との両立も。

粉末成型の開発業務を担当しました。デザイナーから提出されたデザイン画を、充填設備や工程に合わせてCADで3Dモデル化。3Dプリンターによる試作や金型作成を行う仕事です。デザイナーの意匠を崩さず、しかもつくりやすい工業デザインを作成するのは難しくもありましたが、自分の作ったモデルによって生み出された製品が店頭に並び、お客さまから好評をいただけることに喜びを感じました。当時の上司は開発や改善の重要性を説いてくれる方で、私も大きく影響を受けました。また、社外との技術交流や、海外メーカーとの設備導入交渉など、さまざまな経験を積むこともできました。プライベートでは第一子が誕生し、仕事の繁忙期と子育てが重なりましたが、急な休みでも取りやすい環境だったため、両立には苦労しませんでした。

入社12年目13年目
製造部 設備管理グループ

自ら提議し、
新工場の建設を牽引。

設備部門のリーダーとして、新規粉末成型・製造工場建設のプロジェクトを担当。当時、生産体系が変化していく中で、従来のままの工場機能では問題があると感じて上司に提議。新工場の建設を承認いただけたという、私のこれまでの経歴ではもっとも大きなプロジェクトでした。プレッシャーも大きかったですし、官公庁やゼネコンとの協議、社内関連グループとの連携や調整業務に苦労もしましたが、自分の引いた図面が実際に工場としてできていく姿を目の当たりにした時の嬉しさは格別でした。

入社14年目
製造部 設備管理グループ 総括

統括という立場で、
より広く、大きな業務へ。

主にグループ内のメンバーサポートや官公庁対応、工場建屋の営繕業務を担当。工場の維持管理や安定稼働に向けて、工場内の改良工事や、修繕工事の計画立案・実行などを行なっています。大規模改修など、スケールの大きなプロジェクトの検討・実行も任されるようになり、ますます大きなやりがいを感じています。

これから

支えられる側から、支える側へ。
自己研鑽を重ねていきたい。

製造、成型、建屋、インフラと、工場における一連の経験を積むことができました。今後は工場の稼働に欠かせない技術者になれるように自己研鑽をしていきたいと考えています。今までは指導される側におり、自分自身の業務を遂行することがメインでしたが、これからは周囲をサポートしたり、的確に指導したりできるように変化していきたいですね。プライベートでは子供の成長に何よりも嬉しさを感じており、仕事の活力にもつながっています。会社からのサポートも利用しながら、家庭と仕事の両立ができるように頑張っていきたいと思います。

What I
Value Most

惹きつけて、巻き込む。

尊敬する上司や先輩の共通点を思い返してみると、人を惹きつける力や、巻き込んで動かす力を持つ方ばかりでした。私自身、新工場を建設する際には、それまでの「自分でやってしまおう」という考え方を意識的に変え、メンバーとともに動くようにしました。そのことで後輩も成長し、ひいては全体のレベルが上がっていく。そんなマネジメントを心がけたいと考えています。

One’s Philosophy

※所属部署は取材当時のものです。