資生堂ジャパン株式会社 EC事業部
R.T.
2006年入社
文学部 英文学科
入社1年目
資生堂販売(株) 首都圏第二営業本部
営業の4大ファクターを学ぶ。
初めての配属は、東京エリアのドラッグストア担当。日本でいちばん予算が大きく、達成するしかないという環境です。新入社員の私には十分な経験も知識もありませんでしたが、だからこそ実直な行動を心がけ、BC(ビューティーコンサルタント)さんや得意先さまとの関係構築に注力。厳しさもありましたが、営業に必要な4つのファクターである「行動力・提案力・信頼力・責任感」を身につけ、社会人として、資生堂人として、営業として、徹底的に学ぶことができたと思います。また、老人ホームの入所者さまにスキンケアやメイクを楽しんでいただくボランティア活動に参加。みなさんがぱぁっと笑顔になる姿を通じて、化粧品のパワーを改めて実感しました。
入社2年目
資生堂販売(株) 首都圏第二営業本部
半顔ファンデーション作戦。
競合の店頭PRに押されて、ファンデーションが苦戦。現場のBCさんも困っていました。商品力に絶対の自信があった私は、自分の顔を資生堂と他社のファンデーションで半分ずつ塗り分け、担当チェーンへ。「どっちの仕上がりがキレイですか?」と尋ねて回り、全店一致で資生堂のファンデーションに軍配が上がりました。その結果によってBCさんに自信を取り戻していただくと同時に、私の活動を見た周囲の方々が動いてくださって、担当チェーンの店頭PRが全国で変更されることに。当時の本部長がおっしゃっていた「一所懸命は人を動かす」という言葉の意味を体感するとともに、多くの人の力によって自分の仕事が成り立っていることを思い知りました。いくつもの社内賞をいただいた時期でもありましたが、それもすべて、周囲の方々のおかげだと思っています。
入社3年目6年目
プロモーショナルブランドユニット
360度のWin-Winをつくれ。
資生堂の化粧品を通じて、もっと多くの人にキレイになっていただきたいという想いからジョブチャレンジ制度を活用。『エリクシール』のマーケティングを担当しました。マーケッターとして1人前になるために、街行く人を1日中観察してお客さまを知る手がかりにしたり、経営大学院に通ってスキルを学んだり。営業時代とは仕事が大きく変わって戸惑いもしましたが、共通していたのは、1人で何とかなる範囲は本当に小さいということ。社内外を問わず、360度全方位の方々と関わり、考え、動き、巻き込んでいかなければ仕事が成立しません。そのために大切なのは「熱意とロジック」。全員とWin-Winになることの難しさに四苦八苦しましたが、熱意でつながり、ロジックにうなずいてくれた仲間たちの激励や、お客さまから届く喜びの声が、ほかの何者にも代えがたい達成感をもたらしてくれました。
入社7年目〜
Web事業推進部(現・EC事業部)
産休・育休に教わった、
人の温かさ。
エリア情報発信サイト『ご当地プラス』や、店舗情報コンテンツ『お店ナビ』を担当。WEBのしくみをつくるという初めての業務を経験しました。また、この時期に2度の産休・育休を取得。復帰には何の迷いもありませんでしたが、それでも特に1度目は不安でした。社会と距離ができてしまうのではないか。変化の激しい資生堂に置いていかれるのではないか。復帰することで迷惑をかけてしまうのではないか。実際にはたくさんの復帰社員がいきいきと働く環境ですが、やはり自分のこととなると心配。けれど、杞憂でした。復帰すると「おめでとう!」「おかえり!」と温かく迎えられ、時短勤務の中で新しいチャレンジに取り組む機会もいただきました。現在はフルタイムに戻り、資生堂のDXを推進する一員としてさまざまなプロジェクトに参加。デジタルを通じて、資生堂にしかできない価値提供を実現するべく奮闘しています。
これから
力を結集し、
新しい挑戦へ。
入社から今日までを振り返って、一貫して変わらないこと。それは、私は資生堂で働く仲間が大好きだということ。みんなの力を合わせれば、想像以上のことができると確信しています。これからもお客さまの豊かな人生をサポートし続けるために、資生堂の力を結集し、新たな挑戦を重ねていきたいと考えています。
What I
Value Most
背中を見せる。
不安をなくす。
これまでの経験を活かし、働く女性を対象としたライフコーチとしても活動しています。若い女性の中には、仕事と家庭を両立することへの不安を打ち明ける人もいます。その不安を払拭するためにも、まずは私自身が仕事と家庭を両立させ、人生を楽しむ姿を見せていきたい。自信を持って生きる女性を増やす、そんなロールモデルになりたいと思っています。
※所属部署は取材当時のものです。